独学で税理士試験に合格できる?

独学で合格した人もいる

結論から言えば、独学で税理士試験に合格した方もいます。
独学には、時間の融通が利く、自分のペースで勉強できるというメリットがあり、社会人の方や、ある程度事前知識のある方は独学を選択することがあるようです。

独学だと予備校代がかからないため、「できれば独学で勉強したい」と思われる方も多いと思います。
税理士試験は5科目同時に一発合格する必要がありません。
つまり、1年で1科目ずつ合格し、5年かけて税理士試験をクリアするということも可能であるため、独学でもコツコツと着実に勉強を進めれば、不可能ではありません。

しかし、独学で合格できた人は少数派だということも知っておきましょう。
税理士試験に合格するためには、3000時間から5000時間の勉強が必要で、試験合格までに5年前後かかるのが普通です。
10年以上勉強しても合格しない人も少なくありません。
これを独学でこなせる人は本当に少ないようです。

独学に向いている人

税理士試験を独学で行うのは、ある程度勉強が得意であることが前提です。
テキストを自分で読み解いて理解し、毎日勉強時間を確保してコンスタントに取り組める方に向いています。

また、大学や職場などで豊富な知識を得ている方や、すでにいくつかの科目に合格している方は、自分が苦手な部分に集中して取り組める独学の性質が良い方向に働くこともあります。

独学でなにより大切なのが「モチベーション」です。
自分でスケジュールや勉強時間を設定できるからこそ、ついつい勉強を後回しにしてしまう事態も発生します。
「絶対に5年以内に税理士試験に合格する」というように強く目標を意識し、自己を奮い立たせることができる方なら、独学も選択肢の1つでしょう。